
スクリーニング薬物検査
スクリーニング薬物検査とは

スクリーニング検査とは、特定の目的や基準に基づいて、多数の対象を迅速かつ効率的に検査・選別するプロセスを指します。スクリーニング薬物検査は、個人が違法薬物や特定の処方薬を使用しているかを確認するために、尿・血液・唾液・髪の毛などのサンプルを採取して分析する検査です。主に企業や組織で従業員の健康管理や安全性を確保するために実施されます。
民間企業で実施する薬物検査は、従業員の健康管理や安全性の確保を目的としており、陽性結果が出ても警察への通報義務はありません(関連法規:刑事訴訟法第239条1項)。
日本公検株式会社の薬物検査はスクリーニング検査であり、薬物使用の抑止を目的とする検査です。
検査の種類

日本公検ではニーズに合わせて2種類のスクリーニング薬物検査サービスをご用意しております。
従来の尿検査とは異なり、検査への心理的負担が少なく、簡単で精度が高い検査法となっています。
皮脂検知 スクリーニング薬物検査
◆検査の特徴
『ガーゼで皮脂を拭き取るだけの簡単検査』
検体取得にかかる時間は約1分で、1ヶ月前までの薬物使用を99.9%の高い精度で検知します。

◆検知薬物 16種類
・コカイン
・ヘロイン
・モルヒネ
・ケタミン
・MDA
・MDMA
・LSD
・大麻(※)
・アンフェタミン(覚せい剤)
・メタンフェタミン(覚せい剤)
・エフェドリン(覚せい剤)
・コデイン
・フェンテルミン
・ジアゼパム
・アルプラゾム
・アンフェプラモン
(※)大麻は検知しますが、成分の特定はできません
◆検査費用
¥6,600(税込)/ 1検査
指汗検知 スクリーニング薬物検査
◆検査の特徴
『指を押し当てるだけの簡単検査』
両手五指を検体に押し当てるだけの簡単検査で、4種類の指定薬物摂取の可否を判断します。

◆検知薬物 4種類
・大麻(THC)
・コカイン
・メタンフェタミン(覚せい剤)
・アヘン
THC(テトラヒドロカンナビノール)は、日本で規制されている大麻の成分です
◆検査費用
¥6,600(税込)/ 1キット
検査の比較
弊社の薬物検査と従来の薬物検査を比較します

従来の薬物検査(尿検査など)
◆検知能力
2〜3日前までの薬物使用を検知
◆検査能力
1回(1試薬)の検査で1成分を検査
◆検査精度
温度による成分変化等 誤検知可能性有
◆コスト
¥13,200〜¥19,800(税込)/1検査
◆スピード(結果取得まで)
およそ3週間程度
◆管理
煩雑:尿の保管や提出
◆プライバシー
実名検査で病院に記録が残る
◆心理的負担
非常に重い:尿を提出するという行為に対して抵抗感が大きく、薬物検査自体がネガティブなイメージとなる
皮脂検知スクリーニング薬物検査
◆検知能力
約1ヶ月前までの薬物使用を検知
◆検査能力
1回の検査で16成分を検査
◆検査精度
99.9%の精度 誤検知ほぼ無し
◆コスト
¥6,600(税込)/1検査
◆スピード(結果取得まで)
10日前後
◆管理
簡易:ガーゼを袋に入れるのみ
◆プライバシー
IDを使用し、プライバシーを保護
◆心理的負担
軽い:うなじの皮脂をガーゼで拭き取るだけで、すぐに終わるので、抵抗感は無く、検査がポジティブなイメージとなる
指汗検知スクリーニング薬物検査
◆検知能力
体外排出まで薬物を検知
◆検査能力
1回の検査で4成分を検査
◆検査精度
陽性・否陽性・疑陽性に分類 即再検査
◆コスト
¥6,600(税込)/1検査
◆スピード(結果取得まで)
数時間後(当日中)
◆管理
不要:その場で採取から検知まで実施
◆プライバシー
その場で報告終了、個人情報取扱無し
◆心理的負担
軽い:指を検査キットに押し当てるだけですぐに終わるので、抵抗感は無く、検査がポジティブなイメージとなる
※比較対象は弊社調べであり、平均的参考値としてご覧ください
日本公検のスクリーニング薬物検査

簡単
検査の心理的負担が少ない
従来の尿検査などの薬物検査は、「尿の採取」という大きな心理的負担がから、ネガティブなイメージがありますが、日本公検の薬物検査は検査方法に心理的負担が無いのが大きな特徴です
信用
薬物依存専門病院でも採用
タイで毎月約4万件、通算1,200社で
導入されている違法薬物検査と同じ検査機器を使用して検査して、およそ1ヶ月前までの薬物使用を99.9%以上の高い精度で検知します
安心
個人情報の取り扱いが無い
病院の本名 による検査と違い、日本公検の薬物検査は、個人を特定できないようにID番号を用いるなど、プライバシーへ配慮し、個人情報流出のリスクを回避しています
なぜスクリーニング薬物検査が必要なのか

◆薬物の使用を未然に防ぐ
欧米などの先進国と比べ、格段に麻薬と縁遠いと言われてきた日本ですが、
近年では薬物使用による事件も定期的に起こり、薬物が身近に差し迫っている状況にあります。
薬物使用による被害は、関係各所への迷惑や損害が大きく取り沙汰されます。
多額の賠償金に加え、社会的信用度や企業イメージも大きく低下する事が問題視されています。
本検査を実施される事は、薬物の使用を未然に防ぎ、
事業のリスクを低減すると共に大切な従業員を守る事に繋がります。
◆警察への通報義務
民間企業で実施する薬物検査で陽性結果の者が出ても通報する義務はありません
(関連法規:刑事訴訟法第239条1項)
検査の目的
出演契約の前に
CMやドラマなど、契約期間中の安心材料として
イメージが大切なCMやドラマなど、出演者の薬物使用が発覚した場合、多額の賠償金は勿論、スポンサーのイメージにも傷をつけます。本検査を定期的に実施すれば、多方面での被害が抑止できます。
そして何よりも出演者本人が、本検査により違法な薬物に手を出さずに済むという抑止効果があります。

顧客や地域の安全
生命に関わる仕事へ従事する場合の必須検査
違法薬物を使用して危険な仕事に従事する事は大きなリスクがあります。乗客を乗せた運輸や運送、また原発や発電施設、薬品や危険な機械等を扱う場合、事故の発生は周囲に甚大な被害が起こる可能性があります。
その様な事態を生まない為にも本検査をおすすめします。

企業のリスクヘッジ
自社の社会的信用の確保と維持のために
長年にわたり積み重ねてきた顧客から得た「信用」は、従業員の不祥事により一気に失われる恐れがあります。また、企業の姿勢として、違法薬物にはっきりと「NO」を打ち出す事で、社会的な信用が得られます。
企業にとっての大きなリスクは本検査を実施する事で低減させることができます。

従業員の安全
大切な笑顔のために
違法薬物の使用の大きな理由に、「知人・友人からすすめられて」が8割近くを占めるという結果があります。本検査を定期的に実施する事で、薬物の誘惑があった場合でも断れる理由 となり、また、要らぬ好奇心を抑止できます。従業員の大切な笑顔を失わないためにも、本検査をご活用ください。

検査を実施する事により、薬物使用の抑止効果が高まります
※本検査はあくまでスクリーニング検査であり、薬物使用の抑止を目的とする検査です
導入業界紹介
弊社のスクリーニング薬物検査を導入されている企業様方の業界についてご紹介します
◆プロスポーツ

【主な導入理由】
1. 公正な競技環境と信頼性の確保
・薬物使用による不正行為を防止し、ファンやスポンサーからのクリーンなイメージを得るため
2. 選手の健康環境保護
・選手が違法または有害な薬物を使用することを未然に防ぎ、健康被害を避けるため
3. 教育啓発
・ファンや子供に対して、薬物乱用のリスクを啓発する社会的役割のため
◆芸能

【主な導入理由】
1. 出演者/所属タレントの薬物使用抑止
・定期/抜き打ちの検査実施によって、出演者が違法薬物に手を出さないようにするため
2. 損害賠償リスクの回避
・出演者の薬物不使用を明確にする事で、多額の賠償金やスポンサーのイメージ損傷を防ぐため
3. クリーンイメージのアピール
・ファンやスポンサーからのクリーンなイメージへの信頼を維持するため
◆運送(バス・タクシー・トラック)

【主な導入理由】
1. 乗客と貨物の安全保護
・ドライバーが健全な状態で業務を遂行し、乗客や貨物の安全を守るため
2. 安全運行の確保
・ドライバーの薬物使用を防止し、事故のリスクを減少させるため
3. 従業員の薬物使用抑止
・定期的な検査により、従業員が違法薬物に手を出さない環境を構築するため。
他にも、航空会社・海運船舶会社・教育機関など、多様な業界で検査の導入を頂いています
共通している導入の理由は、
◆【抑止】従業員/関係者の違法薬物使用の抑止
◆【安全】事故などのリスクを低減する
◆【リスク】薬物使用による逮捕等で起こりえる各種リスクの回避
◆【イメージ】検査実施によるクリーンイメージの確保
ですが、
一番重要なのは、違法な薬物に手を出さない・出せない環境づくり、「薬物使用抑止」ではないでしょうか